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正しい情報を学ぼう

 生きている以上は、できるだけ健康で、元気に過ごしたいと願うのは、誰しも当然のことです。今、情報社会ですから、ある食品が「血管を若返らせる」とか、「がんを予防する」「認知症にならない」等々聞くと、その食品を買う人々が殺到し、スーパーもデパートも、その日のうちに、売り切れになってしまうことが、たびたびありました。しばらくは、品薄状態ですが、時が経って補充されるようになるので、問題はありません。
 しかし、間違った情報も流れるということです。例えば,2016年3月31日、消費者庁は、「がんや認知症の予防に効果があるような記載をして、ある食品を販売していた」のが、分析の結果、「根拠が認められない」と判断して、表示法違反に当たるとして、その食品製造販売会社に対し、措置命令をだしました。その種類の食品を出していたのは、一社だけではなく、2014年から2015年には、ブームになり、しばらくは、品切れの状態になっていました。それまでに、一憶九千万円の売り上げがあったといわれています。
 その食品は、表示法違反なので、「認知症に効く」などの表示がなければ、販売できます。実際、この夏、店頭に並ぶようになりました。そのいきさつを知らない消費者は、品薄だった食品が、見つかったと、喜んで買う人もいることでしょう。現に、私の知人の奥さんが、「がん予防」ということで買ってきたので、毎日食しているとのことを聞き、その根拠がないことを説明しました。自分の命を守るためには、自分の生活習慣に関する正しい情報を確かなところから学び、実行していくしかありません。
 「国立がん研究センター」では、科学的根拠に根ざしたがん予防ガイドラインをつくり、5つの生活健康習慣を実践することで、がんになるリスクは、ほぼ半減するとしています。私達は、その科学的データーを真摯に学び、自分で自分の命を守るために、自分の健康習慣を楽しく実践していきたいものです。

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