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フレイル(虚弱、脆弱)の予防は、若年から

 わが国では、65歳以上の高齢者人口が26.7%(平成27年)で、今後は75歳以上の後期高齢者の増加が予想され、2025年には2000万人を超えることになり、世界の超高齢社会となります。
 その中で、フレイルと呼ばれる状態の人が、国内に少なくとも250万人はいると見られます。日本は、アメリカやヨーロッパ諸国に比べると、要介護状態、つまり寝たきり老人が多く、大きな問題となっているのです。
 では、どんな人がフレイルになりやすいのでしょうか?
まず、生活習慣病を持っている人です。糖尿病、高血圧、骨粗鬆、心臓病、腎臓病、慢性閉塞性肺炎、等などです。つまり、フレイルにならないためには、そして要介護状態に進まないためには、まず、生活習慣病にならないことが、重要になってきます。それを一次予防と呼んでいます。
 一次予防は、がんや認知症と同じく、若い世代から心がけることが大切になります。厚生労働省は、フレイル対策として、ようやく本年(2018年)から本格的に取り組むことになりましたが、始まったばかりのことなので、高齢者だけに向けての保健指導にならざるをえないでしょう。
 本来のフレイル対策事業は、健康先進国のアメリカやヨーロッパ諸国が行っている一次予防として、理想的には、若年から心がける必要があるということを提言し、健康運動指導士の活躍が必要となるでしょう。

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